引き続き何卒よろしくお願いいたしますの意味と正しい使い分け

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引き続き何卒よろしくお願いいたしますの意味と正しい使い分け
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ビジネスメールの結びで迷ってしまうことってありますよね。特に重要な取引先や目上の相手に対して、引き続き何卒よろしくお願いいたしますという言葉を使う際、その正確な意味や失礼にならない使い方が気になるところです。また、最近増えているチャットやSlackでのマナー、相手から届いたメールへの返信の仕方、さらにはグローバルな場面で役立つ英語表現や状況に応じた類語など、知っておきたいポイントはたくさんあります。この記事では、そんな日々の迷いを解消して、自信を持ってコミュニケーションが取れるようになるためのヒントをお届けします。

記事のポイント
  • 「引き続き」と「今後とも」の決定的な違いと使い分けのルール
  • 目上の人にも失礼にならない「何卒」の効果的な使い方
  • チャットやメールなどツール別の適切な省略とマナー
  • そのまま使えるシチュエーション別の例文と英語表現
目次

引き続き何卒よろしくお願いいたしますの正しい意味と使い方

このフレーズは、単なる定型文のように見えて、実は相手との「時間的なつながり」や「強い信頼」を表すとても便利な言葉なんです。ここでは、似た言葉との違いや、相手に好印象を与えるためのポイントを深掘りしていきましょう。

今後ともと引き続きの使い分けと違い

「引き続き」と「今後とも」、この二つをなんとなく雰囲気で使い分けていませんか?実は、この二つには明確な時間軸の違いがあるんです。

「引き続き」は、現在進行形でやり取りが続いている状態、つまり「過去から現在、そして未来へ途切れることなく」というニュアンスを持ちます。一方で「今後とも」は、一旦プロジェクトや取引が完了した後など、将来的な「点」としての関係性を示唆する場合に使われます。

表現イメージ最適なシチュエーション
引き続き線(連続)案件進行中、頻繁に連絡を取り合っている最中
今後とも点(未来)納品後、年末年始の挨拶、プロジェクト完了時

迷ったときは「今のやり取りが明日も続くか?」で判断してみてください。明日も連絡するなら「引き続き」、少し間が空くなら「今後とも」が自然ですよ。

目上に使うと失礼?何卒の正しいマナー

結論から言うと、目上の方に対して「何卒(なにとぞ)」を使うことは、失礼どころか非常に丁寧で推奨されるマナーです。

「何卒」は「どうか」「なんとかして」という強い懇願の意味を持つ副詞です。「私の力では及びませんが、あなたの力でなんとか叶えてほしい」という、相手の権限や協力を最大限に尊重する謙虚な姿勢を表します。

使いすぎには注意! 「何卒」は非常に重みのある言葉です。一つのメールの中で何度も「何卒」が出てくると、くどくて押し付けがましい印象を与えてしまいます。「何卒」はここぞという結びの一回だけに留めるのが、スマートな大人のメール術です。

チャットやSlackでの省略とマナー

最近はSlackやChatwork、Teamsなどで連絡を取ることも増えましたよね。こういったチャットツールで、毎回「~につき、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます」と書いていると、正直ちょっと堅苦しいですし、スピード感を損なってしまいます。

チャットのようなクイックなコミュニケーションでは、あえて「何卒」を省き、「引き続きよろしくお願いします」程度に留めるのが現代的なマナーです。

スタンプも活用しよう 社内や親しい間柄なら、丁寧な文章を送るよりも「承知しました!」というスタンプ一つの方が、相手に「確認の返信をする手間」をかけさせず、喜ばれることも多いですよ。

状況に応じた類語と言い換え表現

いつも「よろしくお願いいたします」ばかりだと、なんだか語彙力がないと思われないか心配になりますよね。相手との関係性やシチュエーションに合わせて、少し変化球を投げられるようになると、ビジネスコミュニケーションの質がグッと上がります。

例えば、以下のような言い換えが効果的です。

  • ご指導ご鞭撻(べんたつ)のほど
    • 上司や恩師など、自分を指導してくれる立場の人へ。「厳しくも温かい指導をお願いします」という意味です。
  • お引き立てのほど
    • 取引先や顧客に対して。「商品やサービスを愛顧してください」という商売っ気のある丁寧な表現です。
  • お力添えのほど
    • プロジェクトのパートナーなど、具体的な協力を仰ぐ場合に。「助けてください」を上品に伝えます。

英語で伝える引き続きよろしくの表現

海外のクライアントとやり取りする際、「Yoroshiku onegaishimasu」に直訳できる英語がないことに困ったことはありませんか?実は、英語では「何を期待しているか」によって表現を使い分ける必要があります。

最も汎用的で、日本の「引き続きよろしく」に近いニュアンスで使えるのがこちらです。

Thank you for your continued support. (継続的なご支援に感謝します = 引き続きよろしくお願いします)

これから一緒に働くワクワク感を伝えたい場合は、以下のように言うとポジティブな印象になります。

  • I look forward to working with you.(一緒に働けるのを楽しみにしています)
  • Looking forward to our continued partnership.(継続的なパートナーシップを楽しみにしています)

引き続き何卒よろしくお願いいたしますの例文と返信マナー

ここからは、実際に明日からコピペして使えるレベルの具体的な例文と、相手から丁寧なメールをもらった時の返信テクニックをご紹介します。実践的な内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。

ビジネスメールで使える場面別例文

メールの結びは、そのメール全体の印象を左右する大切なパートです。場面に合わせて使い分けてみましょう。

1. 新規プロジェクトのキックオフ(熱意を伝える)

「本プロジェクトにおきまして、貴社と協業できますことを大変光栄に存じます。 成功に向けて尽力してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほど、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。」

2. トラブル対応後の謝罪と関係維持(誠意を見せる)

「この度は多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。 勝手なお願いとは存じますが、信頼回復に努めてまいりますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします。」

3. 通常の業務連絡(シンプルに)

「資料を添付いたしましたので、ご確認のほどお願いいたします。 ご不明点がございましたらお気軽にお申し付けください。引き続きよろしくお願いいたします。」

取引先からのメールへの返信例文

相手から「引き続き何卒よろしくお願いいたします」と丁寧なメールが来た時、どう返していますか? 基本は、相手のメッセージを受けたことを確認しつつ、こちらも同じ温度感で返すことが大切です。

返信の基本構成: 「ご連絡ありがとうございます。内容を拝見いたしました。 本件、承知いたしました。進捗がありましたら改めてご報告差し上げます。 こちらこそ、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。」

相手と同等の敬意で返す返信のコツ

ここで重要なのが「ミラーリング」というテクニックです。相手が「何卒よろしくお願い申し上げます(最上級)」と送ってきたのに、こちらが「よろしくお願いします(標準)」と返すと、少し軽く見られたように感じさせてしまうリスクがあります。

返信の鉄則 相手の敬語レベルに合わせる、もしくは「こちらこそ」を付けることで敬意のバランスを取りましょう。

  • 相手:「何卒よろしくお願い申し上げます。」
  • 自分:「こちらこそ、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。」

「こちらこそ」には、「あなたが私にお願いしているのではなく、私の方こそあなたにお願いしたいのです」という、謙虚さと相互依存の精神が込められている魔法の言葉です。

返信不要と言われた際の対応方法

メールの末尾に「特に問題がなければご返信には及びません」と書かれていること、ありますよね。これを真に受けて本当に無視していいのか、悩みませんか?

重要な取引先や、目上の方からの連絡であれば、「既読」のサインとして短く返信するのが無難です。

返信例 「受領いたしました。お気遣いいただきありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。」

これだけで、「ちゃんと届いているかな?」という相手の不安を解消できます。ただし、相手が本当に忙しそうでメール数を減らしたい意図が明確な場合は、返信を控えるのも優しさです。

引き続き何卒よろしくお願いいたしますで信頼関係を築く

たかが結びの言葉、されど結びの言葉。「引き続き何卒よろしくお願いいたします」という一言には、過去の感謝と、未来への希望、そして現在の相手への敬意がすべて詰まっています。

形式的に貼り付けるのではなく、「この人とは長く良い関係を築きたいな」という気持ちを込めて使うことで、そのニュアンスは必ず相手に伝わります。今回ご紹介した使い分けやマナーを武器に、ぜひ円滑で温かいビジネスコミュニケーションを実践してみてくださいね。

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